(写真は「吹き絵の編み」1cm幅は4年生、左下2枚は2cm幅で2年生の作品)
雨の多い月でした。 子供達もエネルギーがあり余っているのか、霧雨ぐらいだと「雨、降ってないよ~!」と外に出でしまい「降っているから教室に入りなさい。」と言っても「このくらい平気だよー!「ねー、大丈夫だよね~!」と・・・。 そんな会話もしばしばあった、この7月でした。 ________________________ 「吹き絵の編み絵」
「吹き絵」は大人でも昔やったことのある人が多いのではないでしょうか? 水彩絵具を画用紙にたらし、それを口やストローで吹いて絵具を紙のあちこちに散らし、模様を作る絵です。そして今回は、その絵を帯状に切って 上下上下(うえしたうえした)と織っていき新しい模様を作ります。
「フー!フー!」と絵の具を吹く子供達 「フーッ!フーッ!フーッ!!」教室内に皆の頑張る息遣いが聞こえます。 しばらくして「先生、ちっとも絵具が広がらないです。」「吹いても吹いても絵具が動かないよ~!」「疲れちゃった。」との声。
実はこの課題、うちの教室では数年振りに行ったのですが、今回の子供の様子を見て、呼吸の仕方が浅くなっているのかな?と感じました。そういえば、ゴム風船をふくらませられない子も増えたような・・・? ちょっと気になるところです。
もちろん、今回も子供たちは一生懸命に吹き絵をして 編み絵も完成させました。 ______________________________________
[あゆみ] 学期末に個人宛に一人一人にお渡ししている物の教室の様子の欄を載せておきます。
新学期が始まってもう1学期が過ぎました。 アートセミナーは新しいお友達も増えてますますにぎやかになっています。 今学期も小さな子(4歳児)から高学年の子まで興味を持って楽しめる様課題を考えました。木工、陶芸、縫物、紙工作、絵画など幅広い課題を組みました。実際に手を使ってひとつひとつ課題に取り組んでいくのは、始めての子には 新鮮な驚きの体験ですし、やったことのある子には体験のさらなる蓄積です。(是非そうであってほしいです。)
そして、アートセミナーでは教室でしかできないこと(材料や道具をそろえるのが難しい木工や陶芸)の他に身近な材料(ティッシュの空箱や画用紙)の紙工作などの課題も入れています。 身近な材料でパクパク人形や変わり絵のような遊べるものが作れると知れば、お家でも自分で作ることが出来るからです。「あれから家でいくつも作りました。」と言われるととてもうれしく感じます。 何にしろ 実際に手を動かして作っていく中でイメージも広がるし、頭も働いて行くのです。面白く作ったり描いたりできる環境づくりを目指してやっています。 |